CHRISTIAN ACADEMY IN JAPAN
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誠実にいたわる者としての基礎を築くために


マーサ・オカヤス - 家庭科教師、クリエィティブアート科部長

中学部の「美術、技術工作、デジタルツール、家庭科」の授業を通して、CAJの中学生たちは神さまが創造された世界を誠実にいたわる者となるための理解力を身につけ、神さまからの呼びかけに気づき、与えられた賜物を伸ばす機会を得ています。庭師が土を耕し、種をまき、栄養を与え、雑草を取り除き、刈り入れをするように、これらの授業を通して生徒たちは実用的なスキルの基礎を学びます。それにより、生徒たちは学校を超えて、周囲のコミュニティーに、国に、そしてグローバルに影響を与えることを学んでいきます。

料理のスキルをに身につけることによって奉仕する者となり、美術のスキルを身につけることにより美しいものを作り出す者となり、技術工作のスキルを身につけることによりコミュニティーに仕え、恵みとなる物作りをする者となり、デジタルツールを身につけることによりこの世で神さまの姿を反映する者となることができます。このような実際の生活の場で使うことのできるスキルをに身につけることは、一人ひとりの子供を成長させるに大きな役割を果たします。そして神さまが一人ひとりの心に植えつけてくださったご計画や望みを叶える役目をはたします。

生徒が高校へ進級するにあたり、私たちの目標は、生徒たちが自分自身で奉仕の機会を見出し、自ら進んで奉仕ができるようになっていくことです。新型コロナウイルス感染症対策のために制限がありましたが、デザインテクノロジーの生徒たちは金曜日のクラス時間を使って他の人々に恵みを与えるための作品を作ることができました。料理と裁縫アートの生徒たちは、料理のスキルを使って小学生のために粘土をつくったり、最近ではお手玉を作りました。今現在のプロジェクトはNPO法人の孤児院の子供達が英語を学べるように「I Spy」というゲームができるパッチワークを作っています。

誠実にいたわることのできる者になるために聖書的な考え方を生徒が学ぶ場を作り、また、学んだスキルを実践するための奉仕する機会を作ることにより、生徒たちが生涯を通して自ら学ぶ者となり、自分自身がキリストからいただいた恵みを周りの人々に自分の才能を使って分け与えることのできる者になることが、私たちの目標なのです。
 

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