CHRISTIAN ACADEMY IN JAPAN
Christian
Academy
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恵みと真理にあって成長する:
体育科


神は人をご自身のかたちとして創造された。
神のかたちとして彼を創造し、
男と女とに彼らを創造された。 

創世記127


神は人を神のかたちとして創造されました。それゆえ、私たちには自分自身を正しく思いやることが求められています。ところが罪が入り込んだ結果、私たちは自己中心になったり怠惰になったりして、自身を思いやることにおろそかになります。自分を思いやる、ひるがえって、他人を思いやる、その事がなぜ神を崇めることにつながるのか、また、どのようにして神を崇めて行けば良いのか、私たちは生徒に「真理と恵み」をもってきちんと教え、励ましています。それが我々教師の使命だと考えています。

体育科の授業では、生徒たちは、例えばボールを遠くに投げる技術とか、サッカーのような戦略的技術とかを身につけるだけではなく、からだ全体で神を崇め、神に仕えることも学びます。ここに体育を教える者としての醍醐味があるのです!

CAJ体育科では、生徒たちに、神に創られた者として自らを正しく評価し、自己を大切にすることをまず教えます。そして、そのことが神を崇めることにつながっていると理解させるように努めます。こそれによって、生徒たちは霊的、肉体的、精神的、社会的、感情的に健康であり、また環境との接点においても健全であるように培われます。その結果として、適時に他人を思いやれるようになり、うまく他人に仕えられるようになります。神さまについて学ぶことは第一ですが、その次に重要なのは、CAJで教えられているの体育科の授業であるとすら考えています。

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初等部、中等部、高等部では、それぞれに違った「恵みと真理」の教え方があり、異なった「恵みと真理」の適用の仕方があるかもしれませんが、他方で、「恵みと真理」は、生徒をひとりの人として育むのに必要な、共通の要素であると見ることもできます。初等部では協調性を教え、他の生徒を思いやったり道具を大切にしたりすることを教え、社交性を身につけることも重点的に教えます。中等部ではスポーツに関連した技術を習得しながら、キリストに似た品格を生徒は身につけていきます。高等部では生徒に、生涯に渡って使えるような、自身にあった運動技能を見出して、自分のものにしていくよう勧めます。中等部までで培われた技能の延長線としてだけではなく、自分の健康を正しく管理することがなぜ神に喜ばれることなのか、どうしたらそれが実現可能なのか、生徒は目を向け始めていくのです。

筆者紹介
ターニャ・ホールは体育科主任で、今年でCAJ勤務19年目に入ります。過去に数学、科学、聖書を教え、体育科の教師になる前は学務課で勤務していました。コーチすることが好きで、ソフトボール、バレーボール、バスケットボールのコーチ経験があります。また、息子さんが出場する様々なスポーツイベントでは、いっしょうけんめい応援しています。


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